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作詞講座
作詞をするにあたって思うことを色々描いています。


【作詞tips】構図を考える②テーマとモチーフ
前回は、作詞に着手するための土台として、曲調から想起させられる感情を書き出して繋げることで世界観(小説もどき)を作る、というやり方をご紹介しました。 でも、実際に作詞の依頼を受けるときゼロから全部世界観をお任せされることは極めて少ないです。大体は「片想いの女の子の心境を言葉にして欲しい」「冬をテーマにつくって欲しい」など、大まかな主題があらかじめ決まってる事が多いです。 今回はそんな、「テーマにそって歌詞を書くときの考え方」をご紹介します。 モチーフと は 「失恋がテーマの曲」と聴いて、大半の人は何かしらの楽曲を思いつくと思います。それぞれが思いつく楽曲は十人十色でしょう。でも「失恋したときの喪失感と残り続ける執着をレモンの淡い香りで表現している曲」と聞いたら作品数はかなりしぼられてくるんじゃないかと思います。 あの日の悲しみさえ あの日の苦しみさえ そのすべてを愛してた あなたとともに 胸に残り離れない苦いレモンの匂い 雨が降り止むまでは帰れない 今でもあなたはわたしの光 lemon/米津玄師 つまり作品の個性を作っているのは、「失恋」とい
maturiccahope
1月20日読了時間: 8分


【作詞tips】構図を考える➀
作詞をやっています、と言うとよく 「難しそう」 「何を書けばいいかわからない」 といった声を頂きます。 僕自身も冷蔵庫の隅のごちゃごちゃを寄せ集めてなんとか一品作る気持ちで毎回挑んでたりするので、簡単だよとは言い切れないのですが、数を重ねることで見えてきたノウハウもあるなと思います。 そんなヒントを時々記事にしていけたらなと思います。今回はアイデアの着想方法についてです。 いきなり作詞からはじめなくてもいい 作詞をしよう! となったとき、ヘッドフォンをつけ、まっさらな頭でまっさらな紙に向き合い、いきなり冒頭から書き始めるみたいな図を想像するかもしれません。 (そういう人もいるかもしれませんが)僕にだっていきなり作詞とりかかるのはちょっと難しいです。 というのも作詞は、普通に文章を書くよりも制限が多いです。文字数に限りがあったり、メロディによっては韻がフックになったり、単語の刻みかたによってリズムを整えることが曲のよさを引き出す肝になったりします。 そのため、作詞に取りかかる前に書きたいものの軸が決まっていることが大事なのです。被写体を写すカメラの
maturiccahope
2025年8月17日読了時間: 5分
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